兵庫県神戸市の王子公園の再整備に伴う大学誘致の応募が関西学院大学の1校のみだったことが分かりました。
1950年に設置され、老朽化が課題となっている王子公園の再整備計画を巡っては神戸市は、現在の敷地内にあるスタジアムの部分に大学誘致を目指しています。
敷地面積3万5000平方メートルを100億円で売却する案で公募を続けていて、市は15日の締め切りまでに応募してきたのは関西学院大学1校のみだったと明らかにしました。
今後は関学が提出する事業実施計画に対して選考委員会が大学運営や都市計画、地域貢献などの6つの項目で審査し、市が進める再整備計画と照らし合わせて判断されるということです。
関学との交渉が進めば敷地は2026年に明け渡される予定で、新たなスタジアムは現在の王子公園の北側に移設される予定です。