2022年12月、阪神西宮駅の商業施設にバスが突っ込みけが人が出た事故で、警察は16日、バスを運転していた男を過失運転致傷の疑いで書類送検しました。
2022年12月、阪神西宮駅の商業施設「エビスタ西宮」にバスが突っ込み、当時阪神バスの運転手だった男(60)が現行犯逮捕されたこの事故では、当初、店内にいた人と通行人の2人が軽傷とされていましたが、その後の捜査で乗客2人も軽傷を負っていたことが分かり、けが人は合わせて4人となりました。
警察はドライブレコーダーの映像を確認するなどして事故の原因を調べていましたが、捜査を終え16日、男を過失運転致傷の疑いで神戸地検尼崎支部に書類送検しました。
警察によりますと、事故当時、男はロータリー内の停留所で停車しようとしたところ十分に減速できず、旋回して速度を落とそうとした際にアクセルとブレーキの操作を誤ったということです。
警察はバス会社の営業所を家宅捜索しましたが、運行管理状況に法令違反はなかったということです。