独特の色彩感覚で見る人を笑顔にするダウン症のアーティスト「MIKI」さんの作品展が13日から神戸市内で開かれています。
着飾った女性が並ぶ作品「ドレス」アウトラインはサインペン、鮮やかな色彩には色鉛筆が使われていて全てが違う色の組み合わせで描かれています。
ダウン症のアーティスト「MIKI」こと高田美貴さんは、1歳の時、筋肉の訓練で始めた絵画に興味を持ち、母親の敦子さんと二人三脚で絵を描き続けてきました。
150色の色鉛筆を操り、独特の色彩感覚で描かれるMIKIさんの作品は見る人に笑顔や癒しを与えます。
今回の作品展は去年10月にオープンした神戸市の障害者支援施設が企画したもので、13日は母親・敦子さんのトークショーも行われ、MIKIさんの個性との向き合い方などが語られました。
この展示会は神戸市中央区の障害者支援施設「ハウスオブヴェーダ」で3月11日まで開かれています。