トルコ南部の大地震受け 神戸のNPOが被災地に派遣

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2月6日にトルコ南部で発生した大地震の被害が拡大していることを受け、神戸市のNPOのスタッフが被災地に派遣されました。

被災地のトルコに向かうのは、神戸市兵庫区のNPO法人「CODE海外災害援助市民センター」の吉椿雅道事務局長と学生スタッフの2人です。

CODEは2002年に発足。 阪神淡路大震災の時に海外から受けた支援の恩返しの意味も込めて、これまで世界各地の被災地を支援し、吉椿さんもインドネシアやネパールなどで支援してきました。

2月6日にトルコ南部で発生した大地震では、死者の数が9日までに2万人を超えるなど被害が拡大していることを受け、吉椿さんらを震源に近いトルコ南東部への派遣を決めました。

寝袋や防寒着など救援物資を届けるほか、現地の建物の耐震状況や何が必要とされているのかを調査していくということです。

【CODE 吉椿雅道事務局長】
「神戸も被災地だったからトルコも同じ被災地であるという痛みの共有。そこから一緒に復興に向けて歩んでいくようなスタンスで関われないかと思っている」
【CODE学生スタッフ 植田隆誠さん】
「知識も経験もない学生なので不安と緊張があるジオ分なりにできることを探して吉椿さんと頑張りたい」

吉椿さんたちは午後3時ごろに事務所を出発、2月17日までトルコに滞在する予定だということです。

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