総額1兆8881億円 神戸市が新年度予算案を発表

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神戸市は、2月10日、神戸空港の整備事業費などを盛り込んだ総額1兆8881億円の新年度当初予算案を発表しました。

神戸市が発表した新年度当初予算案は、前の年より77億円増え総額1兆8881億円で、2007年度以来最大となりました。

予算案では、新型コロナ対策や市内経済の活性化など7つの項目を柱とし、国際化を控える神戸空港の機能強化や交通アクセスの向上などに合わせて125億円、三宮周辺エリアの再整備に135億円が計上されています。

また、原油・物価高に苦しむ市民への支援に84億円が充てられているほか、六甲山登山道の整備や大阪・関西万博に向けたプロモーションなど、国内外の観光客の呼び込み推進として15億円が盛り込まれています。

一方、市税収入は、個人所得の増加や、企業の業績回復などを見込んで、過去最高の3149億円を計上しています。

【神戸市 久元喜造市長】
「すべての市民がコロナや物価高騰の影響を受けている。しかし、すべての市民がメリットを受け目に見える形で苦しい状況が改善されるためには巨額の経費がいる。神戸市としては特に影響を受けている『市民・企業・団体』を対象とする政策が求められている」

新年度当初予算案は、13日に開会する市議会で審議されます。

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