兵庫県新温泉町の春来地区では、冬の風物詩「かき餅」作りが最盛期を迎えています。
冬の寒さの中、天井から吊るされた色とりどりの鮮やかな「かき餅」。 新温泉町「春来地区」の「そば処・てっぺん」では、一年で最も寒い「寒」の時期に毎年、「かき餅」作りを行っています。
「かき餅」はつきあげた餅の塊を3日ほど固め、薄く切ったものを10日ほどセイロの上で荒干しした後、ワラで編み上げて吊るし、1カ月ほど乾燥させると完成です。 ことしは、年末年始に暖かい日が続いたため先月26日から吊るす作業を始めるなど例年より開始が遅れたということです。
乾燥させる作業は3月中旬まで続き完成した「かき餅」は「そば処・てっぺん」で販売されるほか地方への発送も行っているということです。