■ドッジボールD-1兵庫県大会決勝/2月5日
塚口ブルーファイターズ 2-1 御影No.1
■熱戦をネット配信
第32回春の全国小学生ドッジボール選手権兵庫県大会(D-1、D-2)が2月5日、神戸常盤アリーナで開催され、12人でプレーするD-1には12チームが参加した。
決勝は「塚口ブルーファイターズ 」(尼崎市)が「御影No.1」(神戸市東灘区)をセットカウント2-1で破って優勝し、全国大会出場を決めた。
サンテレビでは兵庫県大会の模様を動画配信サイトYouTubeで実況生配信し、現在も視聴できる。
■男女12人で対戦
試合は、各チーム小学校3~6年生の男女12人が出場し、通常の作戦では11人が「内野」に、1人が「外野」に分かれて試合開始。
攻撃側は内野と外野がボールをパスしながら、相手の内野の選手をねらってボールを投げる。
ボールが頭部以外の体に当たった選手はアウトとなり、外野に出るが、ボールをノーバウンドでキャッチすると攻守が交代する。
外野の選手が相手の選手をアウトにすると、内野に戻ることができ、1セット(5分)が終わった時点で、内野の選手の数が多い方がそのセットを取る。
■紙一重の大接戦
決勝戦は、準決勝で「ラストチャンス」(尼崎市)を破った塚口と、「スターファイヤー」(神戸市須磨区)を破った御影の顔合わせとなった。
第1セットは塚口が9-8で、第2セットは御影が9-7で取り、決着は第3セットへ持ち越された。
第3セットは終盤、塚口が9-8とリード。
御影は残り20秒からアタックをかけたが、塚口がボールをキャッチして攻撃権を奪取。タイムアップ寸前に外野の選手がアタックを決め、塚口がプラス1、御影がマイナス1となって、10-7で御影を突き放した。
優勝の瞬間、塚口は全員がコートに倒れ込み、涙を流して勝利を喜んだ。
春の全国大会は3月26日に石川県で行われ、塚口ブルーファイターズは2011年以来の出場となる。
また8人でプレーするD-2は「浜脇ファイターズ」(西宮市)が「BIGVANG・V」(猪名川町)を破って優勝した。
(浮田信明)