兵庫県神戸市は、兵庫区の区制90周年を記念し、未来に向けたメッセージを飾るオブジェのお披露目式を開きました。
兵庫区役所でお披露目されたのは、「10年後へ育つ木」をイメージしてつくられたビジョンツリーです。 兵庫区は、1933年に湊西区(そうさいく)から名前を改め誕生し、ことしで90年を迎えます。
7日にお披露目となったビジョンツリーは、区制90周年記念事業の一つとして、神戸芸術工科大学の学生や地元の企業などが協力し制作。 お披露目式には、地元の小学生らも参加し、自分たちが住む兵庫区の未来について思いを発表しました。
(参加した小学生) 「兵庫区の10年後の未来は自然を大切にしたり、街をきれいにすることが大事だと思います」 発表の後、子どもたちは、ツリーを彩るオーナメントも制作し、思い思いのメッセージを残していました。
(神戸芸術工科大学の学生) 「自分たちで完成させた時も達成感をすごく感じて、子どもたちに飾りつけしてもらって改めて感動しました」
(兵庫区役所 まちづくり課 山田ひとみさん) 「区民の皆さまからたくさんのビジョン(メッセージ)を集めて、大きな木に育てていければなと思っています」
兵庫区では、2023年を通して講演会や落語会などさまざまなイベントが予定されています。