兵庫県豊岡市の城崎マリンワールドで飼育されているトドの能力を研究した論文が国際的な学術誌に掲載されたことを記念したイベントが開催されました。
「アカデミックライブ」と題されたこのイベントは、トドの「ハマ」が特定の人や動きに反応するのではなく、言葉が持つ概念を理解して動いていることを紹介するものです。
城崎マリンワールドは、ハマが言葉の違いを聞き分ける能力があることを論文にまとめて発表。 審査を経て、アシカの仲間としては世界で初めて、能力が認められ、国際的な学術誌に掲載されました。
イベントでは、ハマが見えない人の声や録音した音声にも反応することが披露されたほか、2つの言葉を同時に発すると2つの意味の動きを組み合わせる姿が紹介されました。
ハマの「アカデミックライブ」は、2月26日までの土曜日と日曜日に開催されます。