スーパー大手のイオンは、商品の容器を繰り返し使う取り組み「LOOP(ループ)」の採用店舗100店達成を記念して、伊丹市でセレモニーを開きました。
イオンが採用している「LOOP」は、使い捨てされていた容器をステンレスやガラスなど耐久性の高いものに変え、繰り返し活用することでプラスチックの使用削減を目指す取り組みで、アメリカの企業が開発しました。
利用方法は、まず容器代を含めた金額の商品を購入し、使用後の容器を店内にある回収ボックスに返却。その際、専用アプリで容器の返却を申請すると容器代が返金される仕組みとなっています。
イオンでは、3日から新たに近畿地区の14店舗で「LOOP」の導入され、目標の国内100店舗での展開を達成したことから、記念のイベントが伊丹市内で開かれ、兵庫県の服部副知事と藤原市長が容器の返却を体験しました。
イオンは「これを機に世の中全体で容器の再利用が広まれば」としています。