神戸市では、魅力的な給食提供を目的として中学生のアイデアを生かした取り組みを進めています。2月2日、給食の新メニューを考えた生徒に「シェフ特別賞」が贈られました。
「シェフ特別賞」を受賞したのは、神戸市立垂水中学校2年生の長尾咲花さんで、プロのシェフからトロフィーが手渡されました。
長尾さんが考案した給食メニューは「タコじゃが」。明石だこや淡路たまねぎなど地元の食材がふんだんに使用されています。
神戸市の中学校給食は2017年に全校で始まり、ランチボックス形式の給食と家庭用弁当との選択制になっています。
神戸市教育委員会は、数年後、選択制から全員給食を目指していて、より魅力的な給食を提供しようと市内の中学生から給食のアイデアメニューを募集。1163のメニューの応募があり、長尾さんを含む4人の生徒が「シェフ特別賞」に選ばれました。
【神戸市立垂水中学校2年生の長尾咲花さん】
「もともと料理とか好きで家でお菓子を作ったりしています。兵庫県の食材を使ったレシピを考えるのも自分にとってすごくためになったし、賞という形で認めていただけたことがうれしいです」
長尾さん考案の「タコじゃが」は、2月17日に市内の中学校給食で提供されるということです。