淡路島のブランド牛「淡路ビーフ」を地元の子どもたちに知ってもらおうと、南あわじ市の小学校で親子の牛と触れ合う授業が行われました。
南あわじ市立賀集小学校のグラウンドに現れた牛の親子。この生きた牛と触れ合う授業は、伝統産業の畜産農家が減り続ける中、牛と関わる機会が少ない子どもたちに畜産業を知ってもらおうと、淡路畜産農協連合会などが初めて企画しました。
牛を育てる農家の仕事を学んだ児童たちは、牛の体を実際になでたり、ブラッシングを体験したりしました。
全校児童およそ200人は体験授業を順番に受けた後、給食で淡路ビーフがたっぷりのシチューを食べました。
30日、南あわじ市では、沼島を除くすべての小中学校と幼稚園で淡路ビーフの給食が出されたということです。