兵庫県神戸市兵庫区の集合住宅で4人が亡くなった火災を受けて、市の消防局は25日から、同様の集合住宅を対象に、緊急の査察を始めました。
1月22日に、神戸市兵庫区の3階建て集合住宅で起きた火災では、いずれも1階に住む高齢の男性4人が煙を吸い込んだことによる急性一酸化炭素中毒で亡くなっています。
建物の外に階段があり、煙がこもりやすい構造だったことなどから、1階で煙が充満したとみられていて、これを受け、市の消防局は、市内にある同様の小規模な集合住宅83棟を対象に、25日から査察を始めました。
消火器や住宅用の火災警報器が設置されているかなどを点検します。
査察は、2月10日まで行われる予定です。