【Bリーグ】西宮ストークス、「震災28年の福島戦、意義深い」

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  • 西宮ストークス 森山知広ヘッドコーチ/(C)B.LEAGUE

  • 川島聖那/1月18日

■終盤追い付いたが

・B2リーグ 西宮 80-90 福島/1月18日

B2西宮ストークスは年明けから3連勝し、今季成績は14勝16敗と“借金2”までこぎつけた。

18日のホーム福島ファイヤーボンズ戦。序盤から福島は3ポイントシュートを連発し、1Qだけで6本成功。西宮に11点差をつけた。

西宮は4Qにベテラン谷直樹とデクアン・ジョーンズ(元NBA)の連続3ポイントシュートで70-70と追い付いたが、「そこから前に出られず」(森山知広ヘッドコーチ)、福島に押し切られた。

西宮は借金が「3」となり、B2東地区5位のまま。
週末21、22日はホームに東京Zを迎えて戦う。

B2リーグは後半戦に入った。プレーオフ出場条件の3位以内に入るため、西宮は早く借金を返したい。

■期待の新戦力

今季新加入した川島聖那(かわしま・せな)が“前半戦チームMVP”に選ばれ、18日の試合後、会場で紹介された。

川島は福岡県出身の22歳。身長187㎝。福岡大大濠高から法大に進み、法大4年時に「特別指定選手」としてB2・FE名古屋で4試合プレーしたが、本格的なBリーグデビューは今季の西宮から。

18日を含め、最近はスターターを務めることが多く、12月のA千葉戦では18得点を挙げた。

「ドライブで攻め、チームに流れを作るのが自分のプレー。今後も積極的に行き、1試合平均10得点台を目指す」と会見で話した。

■福島と西宮

試合の前日、17日に阪神淡路大震災から丸28年が経った。

西宮の森山ヘッドコーチは昨季まで福島ファイヤーボンズで指揮を執った。

2つの“被災地クラブ”を知る森山氏は試合後の会見の冒頭、「震災28年を迎えたこのタイミングで被災地の2チームが戦うのは意義がある」と切り出し、大震災を風化させない思いを伝えていた。
(浮田信明)

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