人手不足のボランティアと市民をつなげる 神戸市で「NPO地域貢献活動フェア」

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阪神淡路大震災では災害ボランティアが活躍し、その後多くのNPO法人が活動するきっかけになりましたが、最近ではボランティアの人手不足が課題になっています。そうした中、神戸市で地域のボランティアと市民をつなげる初めてのイベントが開かれました。

神戸市内で開かれた「NPO地域貢献活動フェア」には、子ども食堂や清掃活動、それに外国人や障害者らの支援を行うNPOなど16の団体が参加しました。

神戸市内にはさまざまな地域貢献活動に取り組む1500以上の団体がありますが、その多くが人手不足に悩んでいます。 今回、神戸市は、市民一人一人の得意分野を生かし関心のある活動ができる団体を見つけてもらおうと、初めてこのイベントを企画しました。 訪れた人はそれぞれの団体の担当者と面会し、熱心に活動内容を聞き入っていました。

【訪れた人は―】
「外国人の支援センターとかに興味があってそこでいろんな話を聞きました」
「コロナ禍前に認知症のボランティアをしていた3年くらいやっていたのかな。コロナで思うような活動ができなくなったので(来た)」
「いろんなブースがあるので話を聞いてみて判断したい」

このイベントは、1月中にあと4回、市内の文化センターなどで開催され、関心のある団体が見つかれば、2月、活動体験に参加することができます。

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