28年前の爪痕 阪神高速道路「震災資料保管庫」を特別公開

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阪神高速道路は1月15日、阪神淡路大震災で被害を受けた道路の橋脚などを保管する震災資料保管庫を特別公開しました。

亀裂が入ったコンクリートの橋脚。大きく歪んだ金属製のパーツ。阪神淡路大震災で被害を受けた高速道路の一部です。

阪神高速道路は、阪神淡路大震災で被害を受けた震災遺構34点を神戸市東灘区の震災資料保管庫で保存していて、被災経験の継承と防災意識の向上を目的に、毎年この時期に特別公開しています。

会場では震災当時の映像が上映された他、復旧に携わった社員による講演も行われ、訪れた人たちは震災の爪痕から被害のすさまじさを学ぶと共に、改めて防災について考えていました。
見学者は-「残してほしいですね。これだけのものでも潰れるんだというね」

阪神高速道路 技術戦略担当 志村敦部長「震災から28年が経過していますけど、改めてご覧いただくことで防災意識のさらなる向上につながればと思います」

震災資料保管庫は阪神高速道路のホームページから事前に申し込めば、第1、第3水曜日と日曜日に見学できるということです。

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