1月26日の「文化財防火デー」を前に、神戸市立博物館で消防訓練が行われました。
訓練は、1982年に開館し、国の有形文化財に登録されている神戸市中央区の神戸市立博物館で行われました。
「文化財防火デー」は、1949年1月26日に世界最古の木造建築物である「法隆寺」で火事があったことを受けて制定されたもので、全国でこの時期に合わせて消防訓練が実施されています。
13日の訓練は、1階のカフェスペースで火事が発生した想定で行われ、博物館の職員が消火活動の動作を確認した他、駆け付けた消防隊員と共に重要文化財に見立てた段ボールを運び出しました。
また、訓練終了後には神戸市立神戸幼稚園の園児らが防火宣言を行いました。
「文化財防火デー」に合わせた消防訓練は、13日から2月6日まで神戸市内の神社や寺などで行われます。