神戸市は、アメリカなどで感染が広がっている新型コロナウイルスのオミクロン株の派生型「XBB.1.5」への感染が市内で初めて確認されたと発表しました。兵庫県内での感染確認はこれが初めてです。
神戸市によりますと、12月、新型コロナウイルスに感染した市内の80代の男性のゲノム解析を行ったところ、オミクロン株の派生型「XBB.1.5」系統であることが分かりました。男性は軽症で、すでに自宅療養を終えているということです。
兵庫県によりますと、県内で「XBB.1.5」系統の感染が確認されたのはこれが初めてだということです。
「XBB.1.5」はアメリカなどで感染者が増加してきていて、感染力の強さや、重症化しやすいかどうかは詳しく分かっていませんが、これまで通りの感染対策が予防につながるということです。