えべっさんの総本社・西宮神社では、9日から始まる「十日えびす」を前に、商売繁盛を願う巨大な本マグロが奉納されました。
午前9時過ぎ、兵庫県西宮市の西宮神社に特大のマグロ、「招福大まぐろ」がトラックで運び込まれました。
この行事は1970年から続く西宮神社の恒例行事で、地元の漁業関係者が商売繁盛や大漁を願い、大ぶりで形の良いマグロを奉納しています。
2022年のマグロは鹿児島県で水揚げされたもので、全長およそ2.3メートル、重さおよそ230キロ。
刺身にするとおよそ1200人分になるということです。
また、「お金が身に付く」という縁起をかついで参拝者がマグロにさい銭を貼り付けるのが恒例ですが、この2年は関係者のみに限られ、訪れた人はアクリル板の向こうのマグロに手を合わせていました。
「招福大まぐろ」は1月11日まで西宮神社の本殿に飾られます。