二十四節気の一つで、寒さが厳しさを増すとされる「小寒(しょうかん)」の6日、兵庫県市川町の寺では「寒水行(かんすいぎょう)」が始まりました。
市川町の延寿寺では、毎年、寒さが最も厳しくなる時期の始まりとされる「小寒」の日からおよそ1カ月間、冷たい水を浴びて無病息災や家内安全を祈る「寒水行」が行われています。
この寒水行は、寺の開祖が近くを流れる市川で水行を行ったとされることからおよそ100年続く伝統行事です。
6日午前5時の気温が2度と凍えるような寒さの中、20代から70代までの13人が1年を無事に過ごせるよう願いながら、何度も水を浴びました。
「寒水行」は、節分の2月3日まで毎日行われます。