兵庫県明石市の食品店には、正月飾りとして知られる「にらみ鯛」を求めて多くの人が訪れました。
こんがりと焼きあげられるおおぶりのタイ。
新年を迎える準備のため、多くの人が訪れる明石市の魚の棚商店街近くの食品店「魚秀」では、買い物客が長い列を作り、縁起物の「にらみ鯛」を次々に購入していきました。
この「にらみ鯛」は、三が日の間箸をつけず眺める関西の風習として知られています。
魚秀では、「新年の運気が上向くように」と願いを込め、胸びれと尾びれが跳ね上がるようにおよそ50分かけてじっくりと焼き上げます。
2022年はおよそ5000匹のにらみ鯛を焼き上げたということで、購入した人たちは家族と過ごす正月を楽しみにしていました。