横断歩道上での交通事故防止を呼び掛けようと、兵庫県警による歩行環境シミュレーターの体験会が開かれました。
神戸市中央区の商業施設では、警察官らが、訪れた子どもたちに横断歩道を渡る際のルールを教えて、事故の防止を呼び掛けました。
会場では、ことし県警に導入された歩行環境シミュレーターの体験会も開かれました。
このシミュレーターは、横断歩道を渡る疑似体験ができるもので、利用者の視線を感知し、渡っている際、どこに注意を向けていたかを教えてくれます。
県警によりますと、ことし10月末時点での県内の交通事故は1万3267件で、去年の同じ時期より495件少ないものの、死者数は100人と、去年よりも12人増えているということです。
県警では横断歩道を渡る際、ドライバーには歩行者優先と、歩行者には、無理な横断をしないよう呼び掛けています。
このほか、白バイも展示され、子どもたちが記念撮影をして楽しんでいました。