ことしも残すところあとわずかとなり、神戸市の生田神社では、新年を迎える準備として恒例の「杉盛」作りが行われました。
神戸市中央区の生田神社では、午前8時ごろから杉盛作りの作業が始まりました。
こちらの神社では、昔、洪水によって松の木が倒れ社殿が壊れたという言い伝えがあり、境内に松はなく、正月飾りも定番の門松ではなく杉盛が使われています。
支柱に巻いたわらの上におよそ2000本の杉の枝を縄で取り付けていき、地域繁栄を願うサカキや五穀豊穣を祈るススキの穂を飾り、しめ縄を結びつけると高さおよそ2.5メートルの杉盛が完成しました。
生田神社の杉盛は来年1月15日まで飾られ、参拝客を迎えます。