市立尼崎高校 硬式野球部のコーチがサイン盗み指示

  • X
  • Facebook
  • LINE

尼崎市立尼崎高校の硬式野球部で、2020年の公式戦の前日に、男性コーチがレギュラー選手らに対し、「サイン盗み」をするよう指示していたことが分かりました。

尼崎市教育委員会によりますと、尼崎市立尼崎高校の硬式野球部で、2020年9月の県大会3回戦の前日、男性コーチがレギュラー選手らを集め、「キャッチャーのサインが三塁コーチから見えたらバッターに合図して伝えろ」などとサイン盗みを指示したということです。

さらに、従わない場合「背番号を返せ」などと言い、「部屋を出たら他の部員や親にも言うな」と口止めをしたということです。

翌日の試合でサイン盗みは行われませんでしたが、指示された部員の一人が直後から不眠や嘔吐などを発症しうつ状態と診断されました。

学校はサイン盗みの指示があったことを試合の約2週間後に把握し、男性コーチは事実関係を認めたということです。

男性コーチはすでに退職していて、当時の監督は去年4月に他校に異動しています。

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。