兵庫県は、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、人の往来が増える年末年始に向け、医療体制を確保することなどを決めました。
会議の冒頭で斎藤知事は、新型コロナウイルスの新規感染者数の増加傾向が続いていることに懸念を示し、改めて基本的な感染対策の徹底を呼び掛けました。
県は、1週間後には、1日の感染者数がおよそ1万人にのぼるとみていて、医師会などと連携し、年末年始に診療を行う医療機関を確保することなどを確認しました。 また、帰省や旅行などでの感染拡大を防ぐため、12月26日から来年1月12日までの期間、神戸空港とJR新神戸駅、それにJR姫路駅に臨時の無料検査拠点を設置するということです。
県は、感染対策と社会経済活動の両立を目指す構えで、年末年始に行動制限は求めないということです。