2022年という2がそろった年にちなんで、「二つ」にまつわる版画や陶器などを紹介する企画展が、明石市立文化博物館で開かれています。
この展覧会は、収蔵品の中から明石ゆかりの作家の作品を中心に、二つのモチーフが描かれた日本画や、2点合わせて1組となる陶器など、二つの関係性を考えさせる36点を紹介しています。
中でも明石の海に生きる人を生涯描き続けた版画家・村上暁人(ぎょうじん)の「網つくろい」や、日本画家・橋本関雪(かんせつ)が向き合う人物を二枚に分けて描いた「拾得(じっとく)」と「寒山(かんざん)」などが注目を集めています。
「二つの展示」と題したこの企画展は、明石市立文化博物館で来年1月15日まで開かれます。