阪神西宮駅の商業施設にバスが突っ込み、2人がけがをした事故で、運転手が「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と説明していることが阪神バスへの取材で分かりました。
12月13日、阪神西宮駅の商業施設「エビスタ西宮」にバスが突っ込み、女性2人がけがをした事故では、阪神バスの運転手の男(59)が過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されました。
警察は、阪神バスの営業所を捜索するなどして事故の原因を調べていますが、釈放された運転手がその後の阪神バスの聞き取りに停車しようとした際に「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話していることが分かりました。
運転手は事故当時、混雑を避けようと、ロータリーを一周して停留所に停車しようとしていたことが分かっていて運転操作を誤ったとみられています。
阪神バスは、車両に搭載されているデジタル式の運行記録計やドライブレコーダーなどを確認し、事故原因を調査するとしています。