外国人旅行客が体調不良時に利用できる医療関係の情報をまとめた多言語対応のポータルサイトが20日、開設され、有馬温泉でデモンストレーションが行われました。
「多言語ポータルサイト」は、日本語が十分に理解できない外国人旅行客に医療サービスをスムーズに受けてもらおうと兵庫県が開設したもので、有馬温泉で行われたデモンストレーションには斎藤知事のほか、日本で働く外国人が参加しました。
ポータルサイトは6カ国語に対応していて、QRコードを読み込むと、悩み別に応じた相談窓口の案内のほか、多言語に対応している医療機関や病院への経路が表示されます。
20日は齋藤知事らが実際にQRコードを読み込み手順を確認していました。
ポータルサイトは20日から利用可能で、QRコードは県内の宿泊施設や観光案内所のほか、観光船やバスにも設置されています。