神戸市の小中学校で「チーム担任制」導入へ 児童生徒のきめ細かいケア目指す

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神戸市教育委員会は、2023年度から一部の小中学校で、担任を1人に固定せず複数の教員が順に受け持つ「チーム担任制」を導入すると発表しました。

神戸市教育委員会は16日の会見で、2023年度から市内の小中学校それぞれ2校でチーム担任制を導入すると発表しました。

チーム担任制は、複数の教員が学年や学級をまたいで担任をローテーションで受け持つ制度で、担任を持たない週や日もあるというものです。

業務の負担軽減や多面的な視点で児童生徒と関わることでいじめの早期発見などが期待される一方、相談窓口が不明瞭になることや教員間のこまめな情報共有が必要となる課題も抱えています。

導入する学校は現在選定中だということで、市教委は2023年度1年間実施して検証を行ったうえで2024年度から拡大していく方針です。

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