【阪神タイガース】原口選手が寄付「病気と闘うこどもたちのために、1本でも多く打つ」

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  • 原口文仁選手 (c)阪神タイガース

阪神タイガースは12月14日、原口文仁選手(30)に2022年度の「若林忠志賞」を贈った。

2011年度より設けられた、継続的に社会貢献活動やファンサービスに取り組み、野球人として優れた見識を持つ選手を表彰する制度。

 

原口選手は2018 年末に大腸がんと判明するも2019 年に復帰を果たした。

それ以来、がんの啓発活動や、神戸市の小児がん医療ケア施設「チャイルド・ケモ・ハウス」への訪問や寄付を継続して行っている。

「これまでの活動が、病気のこどもたちや、ご家族の方々の力に少しでもなっているとすれば本当に嬉しい限りです。この活動は、自分自身、プロ野球選手としてプレーする上での1つの大きなモチベーションになっていますし、これからも1 年でも長く続けることができるように、日々頑張っていきます。」

 

またこの日、原口選手が今季の成績に応じた33万円(23安打、10打点×各1万円)を「チャイルド・ケモ・ハウス」に寄付したことも発表された。

「施設を見に行かせてもらって、こどもたちが病気と懸命に闘っている姿を見て、自分自身もガンとの闘病を経験したことで、いろいろと感じるものはありました。こどもたちのために自分にできることはなにかないかと考えてこの活動を続けています。来季も、チームのために、そして病気と闘うこどもたちのために、1 本でも多く打つことができるように頑張ります。」

 

埼玉県出身、帝京高校から2009年ドラフト6位で入団、2016年に1軍初出場。

今季まで通算442試合で249安打 25本塁打 133打点、打率.279。

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