「新たな工法の開発に」木造古民家の耐震補強工法を検証

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木造古民家における耐震補強の工法について、効果の検証が兵庫県三木市内で行われました。

兵庫県や神戸大学などが共同で実施した検証は、三木市の防災科学技術研究所にある震動実験施設「E-ディフェンス」で行われました。

1950年の建築基準法制定より前に建てられた木造の古民家については、耐震補強の工法が実際に効果を発揮するのか判断しづらいという課題がありました。

今回は、伝統的な技法を使って建てられた木造の古民家を対象に、むき出しの大黒柱や梁などをそのまま生かした耐震補強の工法が、実際に有効かどうかについて検証が行われました。

検証では、おおむね想定通りのデータが得られたということで、データは今後、研究機関や企業での新たな工法の開発に役立てられるということです。

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