商業施設バス突っ込み バス会社の営業所を家宅捜索

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阪神西宮駅の商業施設にバスが突っ込み、2人がけがをした事故で、兵庫県警は、14日午後、バスの運転手が勤務するバス会社の営業所を家宅捜索しました。

14日午後1時過ぎ、「阪神バス」の西宮浜営業所に兵庫県警の捜査員が過失運転致傷の疑いで家宅捜索に入りました。
この事故は、きのう午後4時半ごろ、商業施設「エビスタ西宮」に阪神バスが突っ込み、通行人の71歳の女性と喫茶店にいた75歳の女性がけがをしたもので警察は過失運転致傷の疑いでバスを運転していた「阪神バス」に勤務する59歳の運転手の男を現行犯逮捕しました。

阪神バスによりますと運転手は2009年に入社し、2013年と2020年にバスを運転中、他の車両と接触する事故を起こしていたということです。
また、きのうの出勤時に行われたアルコール検査や体調に問題はなく、目立った病歴などはないということです。

警察の調べに対し、運転手は「停留所に止まろうとして運転操作を誤った」と容疑を認めていて、警察は会社の安全管理や運行体制に問題はなかったかなど事故の原因を詳しく調べる方針です。

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