淡路島の新たな特産品「淡路島サクラマス」の養殖が今シーズンも始まり、およそ7千匹の稚魚が放流されました。
南あわじ市の福良漁港で放流されたのは、およそ30センチに成長した養殖用のサクラマスの稚魚です。
川から海に下り60センチほどに成長するサクラマスは、旬が桜の時期と重なり脂が乗ってうまみがあるのが特徴ですが、ことしは物価高の影響で稚魚の価格が2割ほど上がったということです。
福良漁港では、3年とらふぐとハモの旬が終わる春に売り出そうと2015年からサクラマスの養殖に取り組んでいて、餌にタマネギの皮を入れるため、色艶が出て甘く上品な味わいになるということです。
成長した「淡路島サクラマス」は、来年3月10日に解禁され、島内の飲食店や宿泊施設などで提供されます。