「恵子は生きている、政府は脅すぐらいの交渉を」拉致問題パネル展に有本明弘さん

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  • 神戸市の会場を訪れた拉致被害者家族の有本明弘さん(94)

北朝鮮による拉致問題を考える啓発週間に合わせて、兵庫県内の各地でパネル展が開かれていて、神戸市内の会場には12月12日、拉致被害者家族の有本明弘さんが訪れました。

このパネル展は12月10日から16日までの「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」に合わせて開かれたもので、12日は神戸市出身で1983年にロンドンで拉致された有本恵子さんの父・明弘さん(94)が会場を訪れました。

会場では、兵庫県に関わりのある拉致被害者と拉致された可能性が排除できない特定失踪者、合わせて29人の失踪の経緯などが紹介されています。

有本明弘さん「恵子はぴんぴんして生きている、よう逃げ出せない。(政府には)「うそをつくな」と脅すぐらいの交渉をやってもらいたい」

パネル展は12月16日まで、兵庫県警本部別館などで開かれています。

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