みんな大好き! 兵庫の「必食から揚げ」

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この食べ物が嫌いな人はいないのではないでしょうか?今回紹介するのはコチラ、みんな大好き「から揚げ」です!

兵庫には星の数ほど様々な「から揚げ」がありますが、その中からウラリエさんも気になっているお店や、番組が厳選したお店を紹介します。

必ず食べて欲しい!兵庫の「必食」から揚げ。

まずは神戸市。JR元町駅 東口の高架下沿いを歩いて1分、「中華食堂 豊味園(ほうみえん)」。元町にお店を構えて11年になる、ひとりでも大勢でも、肩ひじ張らずに気軽に入れる「町中華」です。

「豊味園」というお店の名前は、「おいしい料理を たくさん味わって欲しい」という思いを込めて、中国・福建省出身の店長・張(チョウ)さんが名付けました。

【中華食堂 豊味園 店長 張忠康(チョウ・チュウコウ)さん】
「メニューは70、80(種類)ぐらいは多分あると思いますよ。から揚げは日本で、日本人にとって国民料理みたいな、人気なメニューだから、絶対いれなきゃいけないメニューとしてから揚げ作っているんですよ」

鶏ももに使う調味料は、うまみとコクが増す、中華料理には欠かせない紹興酒。さらに、しょう油やニンニクなど。そして、中国出身の店長ならではの「故郷の知恵」も!

【張店長】
「からあげに卵使っていますよ。中華料理、地元の方も結構卵使いますよ。卵を使うと肉が柔らかくなる。キレイな色がつく」

これで完成、ではありません。忘れてはならない「味付け」がもうひとつ。

【張店長】
「ブラックペッパーの塩コショウを作ります。炒めることでブラックペッパーの匂いが出ています。もっとおいしくなります」

衣に卵が使われているので、ふわっカリッ、ふたつの食感が楽しめるこのから揚げ。しょうゆベースの深い味わいを楽しんだら、自家製ブラックペッパー塩をつけてふたつ目の味を楽しみます。やみつきになる程うまい、町中華のから揚げです。

続いては、東播磨地域で4店舗を展開している「三六(みろく)弁当」。こちらの東加古川本店は創業15年になりますが、他の店舗は50年ほど前から地域に愛され続ける弁当店です。

【お客さん】
「から揚げ弁当のご飯普通盛りで」
【三六弁当 オーナー 戸田小百合さん】
「640円になります」
【店員】
「注文繰り返します。から揚げ弁当大ご飯が1点と、大から揚げ弁当大ご飯が1点の計2点ですね」

【戸田オーナー】
「1箱が8キロです。1時間保たないです。この量で1日分です」

50種類の弁当の中で一番人気はもちろん、から揚げ弁当!この日もたくさんの注文が入り大忙しです。

フタが閉まらないほどボリューム満点のから揚げが入って590円。しょうゆベースのしっとりとしたから揚げは、創業以来50年変わらないおいしさです。

【お客さんたちは―】
「から揚げの大から揚げ。息子が好きなんで味がおいしい」
「あふれるぐらい入っているのと、冷めても味が落ちない」

さらに、地域の人たちの胃袋を鷲掴みにする 人気の理由が!

【お客さん】
「風味って言ったらいいんですかね。食べた後のふんわりした鼻に抜けるような感じがバターっぽさを感じますね」

しかし、使われている調味料というと…

【戸田オーナー】
「バターは一切使っていないです。シンプルが一番おいしいということで、しっかり味付けしてシンプルに」

しょう油とお酒、そして秘密の「あるモノ」を使うことで、バターは使っていないのにバターが香るから揚げの完成。
地域に愛され続ける絶品です。

最後の兵庫「必食」から揚げは、山陽須磨駅から徒歩2分。ウラリエさんも気になっている唐揚げ専門店「揚匠 しげ盛」。

ことしで11年目になるこちらのお店。代表の緒方貴十志さんをはじめ、ご家族だけでお店を切り盛りするアットホームなから揚げ専門店です。

【お客さん】
「開店当時から来ている。だからもう10年以上。めちゃくちゃ古いです。油が濃くないというか。結構僕もから揚げ好きなんで食べるんですけど、こちらのお店のから揚げは全然違うんで。いつもお世話になっていますね」

そんな家庭的なお店のから揚げは超本格的!日本唐揚協会主催の「からあげグランプリ」で6年連続最高金賞受賞という成績に輝いているんです。まさしく「王者のからあげ」といっても過言ではありません。

【唐揚げ専門店 揚匠 しげ盛 緒方 貴十志 代表】
「いろんな調味料入れまして、作ってすぐに漬け込んじゃうと味が喧嘩しちゃうので、タレ作ってから1カ月間ずーっと置いて熟成すると、いい感じで混ざり合って深みが出ます」

リンゴ、ショウガ、ニンニク、料理酒に濃口しょう油を混ぜて1ヶ月熟成させる特製しょう油ダレ。そこにもも肉を24時間漬けてしっかりと味を染み込ませます。

さらに「しげ盛り」のから揚げに欠かせないのが この油。

【緒方代表】
「これが一般的な大豆のまっさらな油の状態です。こっちが11年目なんですけど、開業当時から継ぎ足している油ですね。これは鶏肉のうまみが染み込んでいます。油は大事です、命です」

お店の開店以来継ぎ足し継ぎ足し使っている、その名も「育て油」。この油を使うことで鶏のうまみが加わり、最高金賞の特製しょうゆダレ「もものから揚げ」に。

外はカリっと!中はジューシー!噛めば噛むほど鶏肉としょうゆダレのうまみが口の中に広がります。

 

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