新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向にある中、神戸市の久元市長は8日、年末年始にコロナ対応にあたる市内の医療機関に対し、市独自の支援金を支給すると発表しました。
神戸市の久元市長は8日の会見で、「感染状況に変わりはないものの増加傾向にある」との認識を示したうえで、医療提供体制を強化するため、年末年始にコロナ対応にあたる市内の医療機関に対し、市独自の支援金を支給すると発表しました。
期間は12月29日から来年1月3日までで、この間に入院患者を受け入れた場合、1人につき1日当たり2万4000円を県の支援金に加えて市独自で上乗せするということです。また、診療や検査に当たる医療機関には1日あたり最大20万円を支給するとしています。
一方、懸念していたインフルエンザとの同時流行は、現時点で起きていないとしていますが、市は引き続き、感染対策の徹底を呼び掛けています。