太平洋戦争が始まるきっかけとなった真珠湾攻撃から、8日で81年となります。
神戸市の妙法華院では、戦争の悲惨さを語り継ぐ展示会が開かれています。
空襲時の爆風などから目や耳を守るための訓練をする人々。防空頭巾をかぶり、どこか遠くを見つめる子どもたち。
神戸市兵庫区の妙法華院では、毎年、日本がアメリカ・ハワイの真珠湾を攻撃した12月8日に合わせて戦争の悲惨さを語り継ぐ展示会を開催していて、ことしで45回目となります。
会場には、戦時中、教師が小学校で戦争の成果を子どもたちに伝えるために使っていた「大東亜戦果学習絵図」と呼ばれる地図などが展示されていて、子どもたちが教育の現場から戦争に巻き込まれていく様子を知ることができます。
「兵庫の『語りつごう戦争』展」は、12月11日まで神戸市兵庫区の妙法華院で開かれています。