自分たちが暮らすまちの魅力をPRしようと、姫路市の小学校で、児童たちがバスに絵をかき「ラッピングバス」の制作に取り組みました。
7日朝、姫路市立白鳥小学校の校庭には一台のバスが…。
6年生の児童38人はさっそく、油性のペンを使って、バスの幅4メートル、高さ1・5メートルの枠の中に姫路の名所や名物を描いていきます。
この取り組みは、姫路市に本社のある「神姫バス」が、コロナ禍で学校行事が少なかった子どもたちに心に残る思い出をつくってもらうとともに「ラッピングバス」でまちの魅力を広めてもらおうと企画したものです。
営業所がある姫路市や神戸市など9つの市の小学校に公募したところ、30以上の応募があり、選考の結果、デザインが採用された15校で実施されています。
作業開始からおよそ2時間。姫路城やしろまるひめ、そして、ご当地グルメの「姫路おでん」や「えきそば」など地域の魅力が詰まったラッピングバスが完成しました。
児童によるラッピングバスは8日から来年3月までのおよそ3カ月間、姫路駅と伊丹空港の間を走り、多くの人にまちの魅力を伝えます。