中1男子生徒転落死 市議会が否決し三木市控訴断念

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2014年に三木市の中学校で、当時1年の男子生徒が校舎から転落し死亡した事故を巡り、遺族に対し、およそ2000万円の損害賠償を支払うよう命じた神戸地裁の判決について、市は、7日控訴を断念しました。

三木市立緑が丘中学校の1年生だった北芝隆晴さん(当時12)は、2014年1月に体育の授業で持久走をしてから一人で教室に戻るまでの間に意識障害を起こし、校舎の4階から転落し死亡しました。

遺族が「教諭らが隆晴(たかはる)さんを保健室に連れていくなどしていれば、転落を防ぐことができた」として、市に対し、およそ8200万円の損害賠償を求めていた裁判で、神戸地裁は先月30日、学校側の責任を認め、市に対しおよそ2000万円の支払いを命じました。

市は、「教諭らに注意義務違反はないとする市の主張が認められなかった」として控訴する方針でしたが、7日開かれた市議会で、反対多数により否決され、控訴を断念しました。

これを受け、隆晴さんの母親は、「隆晴は亡くなりましたが多くの人にいろんなことを考えてもらい、また、支えられました」「感謝しています」とコメントしています。

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