南あわじ市とB&G財団は、大規模な災害に備えて災害時の相互支援協定を結ぶことになり、6日、調印式と油圧ショベルなど機材のお披露目式が行われました。
今回の災害時相互支援協定は、B&G財団が南あわじ市に災害発生時に役立つ機材を寄贈し、南あわじ市は、その機材を活用して災害に備えるとともに、ほかの自治体の災害時に支援を行うというものです。
調印式は財団が寄贈した防災倉庫の前で行われ、南あわじ市の守本憲弘市長と財団の菅原悟志理事長が、それぞれ協定書にサインをしました。
今回、南あわじ市に寄贈されたのは、倉庫のほかに油圧ショベルや手漕ぎの救助艇、エアテントなど、総額3900万円分の機材です。
B&G財団では現在、南あわじ市を含め全国54カ所に防災拠点を設置していて、将来的には100カ所を目指すということです。