技術伝承への思いを新たに 三木市の伝統行事「鞴まつり」

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三木市の金物神社では、「鍛冶屋の正月」とされる伝統行事「鞴(ふいご)まつり」が開かれました。

「鞴まつり」は「金物のまち三木」で鍛冶職人らが長年受け継いできた年中行事で、2021年創設された兵庫県の登録無形民俗文化財の第1号に選ばれました。

登録後初めての開催となったまつりでは、神事のあと、金物神社境内にある古式鍛錬場で、古式装束をまとった工匠が風を送る機械・鞴で火を起こして伝統的な技術で鋼を鍛錬する「火入式」が執り行われました。

その後、火を護摩壇に移して、市民から寄せられた古い刃物の供養も行われました。
参加した人たちは金物業界の発展を祈るとともに技術伝承への思いを新たにしていました。

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