兵庫県豊岡市の出石神社では、新年に向けて地元住民らが手作りした新しいしめ縄の奉納が行われました。
但馬地域の一宮とされる豊岡市の出石神社では、氏子有志で結成した「但馬一宮誠心会」が毎年、この時期にしめ縄の奉納を行っています。
4日は、氏子らが拝殿や社務所など8カ所に高さを調整しながらしめ縄を取り付けていきました。
しめ縄づくりは全て手作業で行われていて、20人余りの会員たちがわらにする古代米を育てる田植えから稲刈り、それに、編む作業まで心を込めて取り組んできたということです。
出石神社では、正月三が日には約2万人の初詣客が訪れる見込みで、これから年末にかけて迎春準備に追われます。