全国最年少の女性市長 任期前倒しで尼崎市の稲村市長が退任

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12月11日の任期満了を前倒しして1日、退任する尼崎市の稲村和美市長が3期12年を振り返り、思いを語りました。

【稲村和美市長】
「12年前に就任したときにはまだまだ厳しい財政状況の中ということで、そこからの改革の歩みは決して平たんなものではなかったわけですけれど、一定の道筋をつけるところまで財政再建が進んだということについて本当に誇らしく思います」

稲村市長は、2010年の尼崎市長選で当時全国最年少の女性市長として38歳で初当選。 白井文前市長に続く「市民派市長」として、財政再建に尽力してきました。

稲村市長は3期12年を振り返ると共に、「今後も一市民として街づくりに参加したい」などと述べました。

【稲村和美市長】
「財政が厳しかったがゆえにお金で買えない価値を蓄積したと感じている。職員もチャレンジ精神を持って何ができるか考えるという空気になってきたし、市民の皆さんの底力というのが尼崎市にはすごくあって次のステージを楽しみにしている次第です」

稲村市長は12月1日で退任し、2日に松本真新市長が就任します。

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