きょうから12月、姫路市の神社で師走恒例の行事です。
来年の干支「卯(うさぎ)」にちなんで、稲穂で作ったジャンボなウサギの飾りが登場しました。
姫路市安富町にある安志加茂神社に運び込まれたウサギの飾り。かわいい顔立ちながら高さ6・5メートル、全長5・5メートルで、重さは3トンもあります。
地元でとれた酒米の稲穂を束ね、およそ1カ月かけて作られました。
この巨大な干支飾りを奉納する「干支引き」は、1977年から続く師走恒例の行事です。
地元の園児およそ80人が綱を引いて運んだ干支飾りは、最後はクレーンで台座に設置されました。
子どもたちはさっそく、干支の下をくぐる通り初めを行いました。
ジャンボ干支は来年3月末まで飾られ、正月には家内安全を祈願する大勢の参拝客を出迎えます。