11月13日に明石市で開かれた、全国豊かな海づくり大会で天皇陛下から漁業関係者に手渡されたノリが29日、兵庫のり研究所に引き継がれました。
こちらは、11月13日に開かれた全国豊かな海づくり大会で天皇陛下から明石市漁業組合連合会に手渡されたノリの元となる胞子が糸状になった「糸状体」です。29日は、ノリの品種改良などを行う「兵庫のり研究所」に、引き継ぎが行われました。
水産資源の保護や漁業の振興などを目的に毎年開かれている全国豊かな海づくり大会は、天皇・皇后両陛下が出席される行事ですが、新型コロナの影響で3年ぶりの訪問となり、式典では慣例として重要な水産物のひとつのノリが手渡されていました。
このノリの糸状体は、養殖に向けて研究所で育てられるということです。