頭痛や生理痛など、周囲から見えづらい健康課題に寄り添う方法を考えようと、武庫川女子大学でワークショップイベントが開催されました。
この取り組みは頭痛や生理痛、腰痛など、周囲から見えづらい症状を抱える人に寄り添う方法を考えようと、製薬会社の日本イーライリリーや自治体などによるプロジェクトが企画したもので、大学との共同実施は関西では初めてです。
プロジェクトでは、つらさや支障の程度が周囲に伝わりにくい健康課題を「みえない多様性」と定義。29日は
武庫川女子大学経営学部の学生が講義を受けたほか、学生自身の片頭痛の体験談も共有されました。
また、相手のつらさを想像するカードゲームも行われ、「普段サークルやゼミを盛り上げてくれる人がきょうは不機嫌である」という想定に対してグループで意見を交わしました。
学生たちは、ワークショップを通して「みえない多様性」への理解を深めていました。