下水から回収したリンを活用「こうべSDGs肥料」を配布

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兵庫県神戸市が製造を進める持続可能な「SDGs肥料」をPRするイベントが西区の駅で開かれました。

このイベントは神戸市が下水から回収したリンを活用して作った「こうべSDGs肥料」をPRしようと開かれ、駅の利用者に肥料と肥料で育てられた花の苗が配布されました。

肥料の三大要素の一つとされる「リン」は日本では全てを輸入に頼っていて、神戸市では持続可能な農業モデルの実現を目指し、民間企業と共同で下水から「リン」を回収する取り組みを進めています。
2012年には品質の高い「リン」の化合物を取り出すことに成功し、神戸市などはこれを「こうべ再生リン」と名づけ「こうべSDGs肥料」を製造しました。

「こうべSDGs肥料」は12月中旬からJAやホームセンターなどで販売される予定です。

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