日本の税関がことしで150周年を迎えるのを記念して神戸税関の庁舎が特別公開されています。
1927年に完成した神戸税関旧館は昔の趣を残す全国でも数少ない税関として、人気の建物で毎年、税関が誕生した11月28日に合わせて内部が特別公開されています。
訪れた人たちは、普段は見ることができない元貴賓室や第二次世界大戦直後、進駐軍のアメリカ兵が描いたとされる帆船の壁画などを見て回っていました。
会場では、このほか麻薬の密輸を水際で防ぐ麻薬探知犬のデモンストレーションも行われました。
神戸税関庁舎の特別公開は11月26日の午後4時までで、午後からは税関や兵庫県警の音楽隊によるコンサートなども行われる予定です。