兵庫県南あわじ市で飼育され、史上最高齢のコアラとしてギネス世界記録に認定されている「みどり」が23日に死んだことが分かりました。
南あわじ市の観光施設「淡路ファームパークイングランドの丘」によりますと、23日の朝、雌のコアラ「みどり」が死んでいるのを飼育員が発見したということです。 老衰とみられています。
コアラの平均寿命が15歳程度とされる中、「みどり」は25歳でした。 人間の年齢で例えると、120歳以上だということで、2022年3月に、「史上最高齢の飼育されたコアラ」として、自らが持つギネス記録を更新していました。
来園者に元気な姿を見せていた「みどり」ですが、夏頃から食欲が低下。 22日に止まり木から落下し、自分の力では登れず地面にうずくまっているところを発見され、23日の朝に死んだことが確認されました。
イングランドの丘では、25日から献花台を設け、後日、お別れ会を開くとしています。