兵庫県丹波市では、正月飾りに使われる若松の出荷準備が進んでいます。
丹波市山南町(さんなんちょう)では、坂尻(さかじり)地区を中心に若松の生産が盛んで、茨城、愛媛と並んで日本三大産地の一つとされています。
丹波霧による適度な湿度と昼夜の寒暖差が大きいことから、上質な若松が育つとされ、25軒の農家がおよそ70万本を出荷しているということです。
ここ「和(なご)みファーム」では、収穫した若松の下枝などを取り除き、大きさをそろえて水槽につける出荷準備がピークを迎えています。
2022年は台風の被害もなく、上々の出来だということです。
準備作業は11月いっぱい続けられ、12月上旬に関東から九州までの各地に出荷されるということです。